当院の内視鏡診療の特徴
FEATURES
SPACES
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当院は院内での下剤の内服を推奨しており、1フロア全てを下剤内服用の前処置専用ラウンジとして運用しております。専用トイレを完備した完全個室の空間から、カーテンで仕切った半個室の空間までご要望に応じたスペースを用意しており、プライバシーに配慮した専用フロアを利用可能です。
トイレも十分な個数用意しておりますので、安心してください。
※個室VIPルームはご希望の方限定になります。
もし上記のような理由で大腸カメラ検査を躊躇しているようであれば、
遠慮なく当院にご相談ください。
皆さんに適切なプランを提案いたします。
当院は1フロアを内視鏡専用とし、完全個室の内視鏡室を3室完備、リカバリー室では8ベッドまで管理可能な設計にしております。多くの皆さんに内視鏡検査を身近に受けて頂けるように、可能な限りの検査数に対応できるようにいたしました。
FACILITIES
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八丁堀駅の広島八丁堀内科・胃腸内視鏡クリニックの内視鏡システムは、オリンパス社のフラッグシップであるEVIS-X1を採用しております。
オリンパス社は内視鏡分野では世界トップシェアを誇るリーディングカンパニーであり、その最上位機種の導入により精度の高い内視鏡診療が可能になりました。通常の白色光の観察だけでなく特殊光であるNBI(Narrow Band Imaging)やTXI(Texture and Color Enhancement Imaging)の機能により、より精度の高い観察が可能になります。また出血の箇所の同定ではRDI(Red Dichromatic Imaging)機能による観察が威力を発揮します。これらの特殊機能も併用し、精度の高い内視鏡診療が可能になりました。
下記では当院で採用しているスコープを紹介します。
当院が採用しているGIF-1200Nの最大の特徴は、その細さにもかかわらず写し出されるハイビジョン映像です。以前は画像を綺麗にするにはスコープを太くすることが常識でしたが、このスコープは5.4mmという細さにもかかわらず高画質な画像の描出が可能になった先進のスコープです。以前の細いスコープ(経鼻スコープ)と比較すると月とスッポンのレベルで画質が違います。細さの最大の利点は胃カメラの“オェ”という嘔吐反射を低減させることが可能となります。当院の胃カメラはこのスコープが基本になります。
画像提供:オリンパスマーケティング株式会社
GIF-EZ1500は外径9.9mmの汎用内視鏡になりますが、最大の特徴は広範囲にピントの合った内視鏡画像を生成するEDOF(被写界深度拡大)技術です。そのEDOF機能に合わせてDual Focus機能が非常に鮮明な画像を描出することが可能になりました。
さらにBrightness Adjustment Imaging with Maintenance of Contrast (BAI-MAC) 機能が搭載されており、近点で明るさを維持した観察ができつつ、同時に写っている遠点の明るさが向上しています。当院ではより詳細な観察が必要な場合や、異物除去などの処置が必要になる胃カメラ検査で使用しています。
画像提供:オリンパスマーケティング株式会社
大腸カメラの内視鏡を挿入する際に、内視鏡医をサポートする機能が“受動湾曲”、”硬度可変”、“高伝達挿入部”を装備しているスコープになります。
オリンパス社製の大腸カメラは他社製品に比較してこのスコープの“硬さ”を好む医師も多く、立町駅の広島八丁堀内科・胃腸内視鏡クリニックもこのスコープを導入しております。
画像提供:オリンパスマーケティング株式会社
SAFETY
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鎮静剤を使用した胃カメラ・大腸カメラの後は鎮静剤の効果が残存しているため、慎重な看護師による管理が必要になります。リカバリースペースを8ベッド用意し、効率のよい内視鏡診療の運用が可能になりました。特にベッドは電動ストレッチャーを採用し、検査後にベッドとベッドを移動することなく、直接内視鏡ベッドでリカバリー室への移動が可能です。
鎮静剤使用時の呼吸・循環管理を徹底し、患者さんへの負担や緊急時も安心していただける体制を整えております。
OUTPATIENT
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当院は予約システムを採用しており、予約優先として外来診療をいたします。もちろん血便や腹痛など緊急の対応が必要な方は当日緊急枠として対応いたします。緊急の対応などの影響で時間に遅れが生じる可能性はありますが、可能な限り時間を大切にする診療を心がけて参ります。
当院では一般的な血液検査や生化学検査だけでなく、ピロリ菌の尿素呼気試験も院内で実施可能な検査体制を整えております。
下記のような局面では院内での迅速検査が威力を発揮し、皆さんの時間を大切にする診療を目指します。
腹痛で緊急受診し、炎症反応や肝臓機能、膵臓機能の評価目的で緊急で血液検査を行いました。
その結果急性膵炎の診断となり高度医療機関へスムーズな搬送が可能になります。
定期的な糖尿病の経過観察のため血液検査を実施いたします。通常は後日にHbA1cの結果が説明されますが、当院では診察前に血液検査を行い、診察時にはHbA1cが即日で判明いたしますため、最新のデータでの診療が可能になります。
ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌判定目的で尿素呼気試験を実施いたします。
通常は1週間後に結果説明で来院して頂きますが、当院では15分で結果が判明いたしますため再度来院する必要性がございません。
胃カメラや大腸カメラの予約が2ヶ月待ちだった、など内視鏡予約が取りづらかった経験はありますか?
当院では可能な限り多くの検査枠を設定しており、できるだけご希望に応じたスケジュールで対応可能です。複数の内視鏡医でのチーム制の診療を行なっており、内視鏡検査と外来を同時並行で実施可能です。また複数の内視鏡室を運用することで、時間の有効活用が可能となりました。今まで予約が取れないから諦めていた方々にも積極的に内視鏡検査の機会を提供できるようシステムの改善に注力いたします。