大腸カメラ検査

COLONOSCOPY

日本消化器内視鏡学会 専門医が行う
大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)とは肛門からスコープを挿入し、直腸と大腸の内腔(内側)を直接観察することで大腸がんや大腸ポリープの発見を目的とした検査です。大腸カメラでは腸の全体を視覚的に確認できるので、大腸がんや大腸ポリープの検査・診断に役立ちます。また、内視鏡先端の処置具でポリープや大腸がんを切除することもできます。スコープの挿入は肛門から行い、検査時間は15~20分程度です。
大腸の長さは約1.5mもあり何度も曲がっているので、屈曲の際に苦痛を感じることはあります。とはいえ、鎮痛剤の使用やカメラの挿入技術が進んだこと、膨満感を抑える炭酸ガスなどで、近年はかなり苦痛が減っています。また、当院では日本消化器内視鏡学会に認定された消化器内視鏡専門医が検査を担当しますので、高度な専門性を持った検査を実施可能です。

大腸カメラ検査を受ける理由

大腸がんは増えています。大腸がんの罹患数は2019年の統計では全がん種で第1位(男女別ではいずれも2位)になっています。また大腸がんはがん死亡では肺がんに次ぐ第2位、女性に限れば第1位となっています。これは年別の推移で見ても増加傾向です。
一方、アメリカでは大腸がん検診が進んでおり、また市民のがん検診意識が高いため大腸がんは経年的に減少傾向です(下記のグラフを参照ください)。アメリカでは45歳以上の方は、大腸がん検診として大腸カメラ検査が無料で受けることができます。さらに実際に大腸カメラ検査を受ける人も多く、大腸カメラ検査の受診率も高いです。つまり、多くの人が大腸カメラ検査を受ければ、全体として大腸がんは減らすことが可能です。

一方、日本では大腸がん検診は便潜血検査で行われておりますが、便潜血検査が陽性になった方に限定しても大腸カメラを受ける方は70%にとどまります。つまり便潜血検査が陽性になっても3人に1人は大腸カメラ検査を受けていません。内視鏡の専門家として大腸カメラ検査まで100%の方がアクセスできていない現状は非常に悔しい状態です。
さらにアメリカでは若年の大腸がんを早期に発見するため、大腸がん検診の対象年齢を2022年に50歳から45歳に引き下げて、対象もどんどん拡大しています。内視鏡の診療技術においては世界最高水準の日本ですが、大腸カメラ検査の普及に関してはアメリカに遅れをとっています。このような現状を変えるためにも、大腸カメラ検査を皆さんに受けていただく環境を作ることが我々の使命であると考えます。

大腸がんを早期発見・治療

大腸CTや大腸MRIなど大腸カメラ検査以外の選択肢はありますが、いずれも診断・組織検査を同時に行うことはできず、精度も大腸カメラ検査ほど高くはありません。
さらに大腸CTや大腸MRIで異常があり要精査の判定になった場合、結局大腸カメラ検査を受ける必要があります。つまり大腸カメラ検査は大腸がんの診断のための精密検査にもなるため、非常に有用な検査です。
そして大腸がんが早期発見できれば、大腸カメラで切除が可能な場合が多く、治療の面からも体への負担が軽減できます。大腸がんの早期発見・早期治療につなげるには大腸カメラ検査は必須の検査です。

日帰りで大腸ポリープ切除が可能

大腸カメラ検査で大腸ポリープを切除することは、未来の大腸がんの発生を防ぐ意味があるためです。つまり大腸カメラ検査は検査と同時に治療もできる検査になります。ほとんどの大腸がんは腺腫という大腸ポリープが進化した病変になります。この大腸ポリープは20mm以下のサイズの段階であれば日帰りで、また合併症も少なく切除可能です。この段階で切除が完了すれば将来の大腸がんが事前に切除されたことになり、将来の大腸がんリスクを低減することが可能です。実際、大腸カメラ検査での大腸がん検診が普及しているアメリカでは大腸がんと診断される人、死亡する人はここ20年劇的に減少しています。

このような理由から大腸がんの早期発見、そして将来の大腸がんの予防になるなど、
大腸カメラ検査は大腸がんに苦しむ人をゼロにするための重要な検査となりますので
気になる方は検査を受けましょう。

大腸カメラ検査を受けるタイミング

便潜血検査が陽性になった方
大腸カメラ検査を受けるべきタイミングとして、最も身近なものとしては便潜血検査が陽性になった場合です。便潜血検査は大腸がん検診の一次検査として最も普及している検査です。便潜血検査が陽性になった場合は精密検査として大腸カメラ検査を受けることが強く推奨されております。
市町村のがん検診事業は多くのところで40歳以上を対象にしており、40歳になった方は積極的に便潜血検査を受けてください。また便潜血検査は“1回でも陽性”になった方は大腸カメラ検査が推奨されます。便潜血検査が陽性になり改めて便潜血検査を実施し、陰性になるまで繰り返すことは正しい運用ではありませんのでご注意ください。
血便や慢性的な便秘・下痢、腹部の張りや腹痛の症状に悩まれている方
そのほか血便(肛門から血が出る、便に血が付着するetc)を認めた方は大腸カメラ検査を受けることが望まれます。一般的に肛門出血(痔など)が原因になる場合が多いですが、一部には大腸がんから出血している場合があるため、しっかりと大腸カメラ検査で精査することが必要です。その他では慢性的な便秘や下痢などの排便異常、急激な体重減少がある、腹部の張りや膨満感がある、長期間腹痛の症状に悩まされている、などの症状があれば大腸カメラ検査の適応ですので、ご相談ください。

FEATURES

当院の大腸カメラ検査の特徴

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鎮痛剤・鎮静剤を使用

立町駅の広島八丁堀内科・胃腸内視鏡クリニックの理念は大腸カメラ検査のハードルを下げることです。そして最大限に患者さんの心理的なハードルを下げるために様々な取り組みを行っています。
大腸カメラを担当する医師の高い技術はもちろんのこと、鎮痛剤・鎮静剤を使用した大腸カメラ検査を実施しており、初めての大腸カメラで不安な方や、過去の大腸カメラで痛みがありトラウマがある方は積極的に鎮痛剤・鎮静剤を使用することをお勧めします。他にも検査前の下剤内服のために専用フロアの用意、検査後しっかり目が覚めるまで休むことができる充実したリカバリースペースの確保など、当院の理念を実現するために様々な取り組みを行っております。

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当院では最新型(2024年時点)の内視鏡システムを採用し、可能な限り細いスコープで、より綺麗な画像が描出することが可能になりました。

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このスコープの特徴はハイビジョン画質と広い視野による観察性能の高さです。特殊光を用いた観察と拡大機能による高い診断性能を有しています。さらに「受動湾曲」「高伝達性」「硬度可変機能」と呼ばれる、内視鏡医の操作性を向上させる機能が搭載されており、画質の性能だけでなく、スコープの挿入性の向上にも貢献できるオールマイティーなスコープです。

画像提供:オリンパスマーケティング株式会社

大腸内を観察する際にはしっかりと大腸を膨らませる必要があります。その際に従来は空気を使用していましたが、検査後も空気が大腸内に残存し、検査後の不快感が問題となっていました。
当院では大腸検査において二酸化炭素(CO2)を使用しております。二酸化炭素(CO2)は検査後素早く体内に吸収され呼吸から排気されます。専用の設備を導入することで、検査後の不快な腹部症状を軽減できます。なお二酸化炭素(CO2)を使用する副作用はありませんので、安心して検査を受けてください。

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ブルーライトで検査精度を向上させる

完全個室の内視鏡室

より良い内視鏡システムや高い内視鏡技術だけでなく、広島市中区の広島八丁堀内科・胃腸内視鏡クリニックではできるだけ内視鏡の質を上げる環境を整備しています。
その一つが内視鏡室のブルーライトの採用です。大腸や胃の内視鏡は「赤」系統の画像として描出されますが、その視認効果を高める効果(補色効果)がある色が「青」です。そのため室内の環境を青色にすることで大腸ポリープなどの視認性が高まり、大腸ポリープの発見率の向上が期待できます。さらに内視鏡を実施する医師の眼精疲労の軽減や、患者さんにとって良好な鎮静効果があります。

当院の内視鏡室は完全個室になっており、他の患者さんの目を気にせず検査を受けることが可能です。検査室内の音漏れなどの心配もありません。また自宅での下剤の内服が不安であると感じる方に、院内で下剤を行う専用のスペースを用意しております。専用トイレを完備した完全個室から半個室(カーテンで区切った専用の個室)までプライバシーに配慮した環境を整えておりますので、安心して検査を受けてください。また更衣室も完備しており、貴重品などの管理も安心していただける環境を整備しております。

  • 完全個室半個室

    完全個室半個室

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平日忙しい方のために土曜日、日曜日も外来と内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)の予約も受け付けます。
仕事を休むことのできない働き盛りの年齢の方にも大腸がんはよく発生しますので、是非ご活用ください。

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当院では胃カメラと大腸カメラを同日に受けることが可能です。大腸カメラの下剤の内服後、前処置が完了した段階で胃カメラ・大腸カメラの検査を行います。

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当院で大腸カメラ検査を担当する医師は皆大腸カメラ検査のプロである消化器内視鏡専門医です。また総合病院のような教育施設ではないため、他の医師(研修医など)に指導しながら検査をすることもありません。一人の内視鏡専門医がそれぞれの検査に集中できる体制を整えております。
また複数の内視鏡専門医による診療体制を構築しており、検査毎に検査の質が異なることはありませんので、安心して検査を受けてください。当院では大腸カメラ検査のスコープ挿入の際に、以下の操作技術を使用し負担の軽減に努めます。

内視鏡専門医として大腸内視鏡(大腸カメラ)の挿入に際し、痛みのない内視鏡操作を心がけています。
そして大腸内視鏡における一番痛みが出やすい局面が検査開始後すぐにあるS状結腸です。S状結腸は固定されてない部分の大腸で、大腸が非常に伸びやすく痛みが生じやすい部位です。当院ではS状結腸の挿入の際に「浸水法」にてS状結腸を“伸ばさない”挿入法を実践しています。

メリット
  • 空気を使わず水の注入で視野を確保するため、大腸が張らず痛みが緩和される
  • 大腸が真っ直ぐに挿入されるため、その後の処置もスムーズに行える
無送気軸保持短縮法:腸を伸ばさず丁寧な挿入で痛みを軽減できる

大腸内視鏡のカメラ挿入の際に、ガスを送気しながら挿入することで大腸がパンパンに伸びてしまい痛みの原因になります。この大腸を伸ばした状態でカメラを伸ばして短縮したり、挿入する方法を「ループ法」と言います。
八丁堀駅の広島八丁堀内科・胃腸内視鏡クリニックでは「ループ法」ではなく、ガスの送気をせず、また無駄に大腸を伸ばさずカメラ軸を保持して挿入する「無送気軸保持短縮法」にて大腸内視鏡を実施しております。

メリット
  • 疼痛を減らすことが可能
デメリット
  • 習得にはスキルと経験が必要
  • 検査時間が数分伸びる可能性がある(誤差の範囲ですが)

大腸カメラ検査の流れ

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    • 可能であれば1週間前までに受診してください。
    • 便秘のある方は事前に医師にお伝えください。必要に応じて腹部レントゲンや追加の下剤の処方をします。
    • 検査前日の食事と下剤の説明・処方を行います。
    • 残便がない質の高い大腸カメラ検査を実現するためには、検査前日の食事制限が非常に大切です。大腸に残りやすい食物繊維の多い食事は避け、可能な限り20時までには食事を済ませるようにしてください。
    • 大腸内視鏡検査食が購入可能であり、朝・昼・夕食分の食事がセットになっており、食事内容を気にせず大変便利で好評です。
    • 水分の摂取は可能です。
    • 可能な限りアルコールは控えてください。検査の鎮静剤の効果に影響を与える可能性があります。
    • 就寝前に下剤を服用していただきます。(事前診察の際に処方します)
  • 自宅で下剤内服を行う場合

    *
    • 検査予約時間の約5時間前から腸管洗浄液(下剤)の服薬を開始してください。
    • 30〜60分で排便が催され、固形便→泥状便→水様便と変化していきます。
    • 5回前後排便でトイレに行かれることがあります。
    • 検査予約時間の30分前までに来院ください。
    • 鎮静剤・鎮痛剤を使用する場合は点滴路を確保させていただきます。

    当院で下剤内服を行う場合

    *
    • 来院予約時間までにお越しください。
    • 院内の専用フロアで腸管洗浄液(下剤)の服薬を開始してください。
    • 30〜60分で排便が催され、固形便→泥状便→水様便と変化していきます。
    • 5回前後排便でトイレに行かれることがあります。
    • 便が完全に水様便になれば準備は完了です。検査開始までお待ちください。
    • 鎮静剤・鎮痛剤を使用する場合は点滴路を確保させていただきます。
  • *
    • 検査用の穴あきパンツに着替えたのち内視鏡室に移動し、ベッドの上で姿勢を整えます。
    • 点滴で鎮静剤・鎮痛剤を注射し、ウトウトまたは寝た状態で検査を受けていただきます。
    • 検査時間は15〜20分程度です。大腸ポリープ切除術を実施した場合は延長する場合があります。
  • *
    • 鎮静剤・鎮痛剤を使用した大腸カメラ検査を受けた後は30〜60分リカバリールームで休んでいただきます。
    • 鎮静剤を使用しない場合、安静の必要はありません。そのまま着替えていただきます。
    • ご希望の方はシャワールームが使用可能です。また半個室の空間をパウダールームとして使用していただけます。
  • *
    • 鎮静剤の効果が切れた段階で医師が大腸カメラ検査の結果の説明を行います。
    • スタッフより検査後の注意事項を説明します。
    • 大腸ポリープ切除術または組織検査を実施した場合は、2週間後以降に外来予約を取得していただき、その場で説明いたします。

大腸カメラで異変が見つかったら

  • 大腸がんの原因となるポリープ(腺腫)は日帰りでその場で切除します
    以下のような場合は複数回に分けて切除を行うか、高次医療機関に切除を依頼します。
    ・切除すべきポリープが多数ある場合(当院では8〜10個までを目安としています)
    ・サイズが2〜3cm以上のポリープが見つかった場合
    ・心筋梗塞や不整脈などの持病があり、抗血小板薬や抗凝固薬などを内服している場合(内服薬の内容により判断いたします)
  • 進行大腸がんなど高次医療施設への紹介が必要と判断した場合は、速やかに紹介状を作成し提携医療機関へ紹介いたします

  • 潰瘍性大腸炎や感染性大腸炎などの疾患で生検(組織検査)や培養検査を実施した場合は、改めて外来にて結果を説明します

COST

大腸カメラ検査の費用

横スワイプして表示

1割負担

2割負担

3割負担

大腸カメラ検査
のみ

2,500

4,500

6,500

大腸カメラ検査
病理組織検査

4,000

7,500

11,000

大腸ポリープ切除
(1箇所)

8,000

16,000

24,000

大腸ポリープ切除
(2箇所)

9,000

18,000

27,000

大腸ポリープ切除
(3箇所)

10,000

20,000

30,000

大腸カメラに関するよくある質問

立町駅の広島八丁堀内科・胃腸内視鏡クリニックでは院内での下剤の内服を推奨しております。当院では専用トイレを完備した完全個室の空間から、カーテンで仕切った半個室の空間までご要望に応じたスペースを用意しており、プライバシーに配慮した専用フロアを利用可能です。
トイレも十分な個数用意しておりますので、安心してください。

大腸カメラを受けるみなさんの以下のような不安に対応しております。
・飲み方がよくわからない
・遠方からの来院で、余裕を持って下剤が飲める場所がない
・下剤を飲んでいるけど腸が綺麗になっているかわからない
・病院への移動中に便意が来たら不安だ
・家族がいるところで下剤を飲むのが恥ずかしい
・専門家(医師、看護師)が近くにいる環境で下剤を内服したい

もし上記のような理由で大腸カメラ検査を躊躇しているようであれば、遠慮なく当院にご相談ください。皆さんに適切なプランを提案いたします。

便潜血検査が陽性である、血便や下血の症状がある、その他医師が大腸内視鏡が必要と判断した場合は保険診療で大腸カメラ検査を受けていただけます。

授乳中でも内視鏡検査を行うことは可能です。しかし鎮静剤の使用に伴い断乳の期間が必要になる場合があります。授乳中の方は大腸カメラの事前診察時に医師や看護師に授乳中であることをしっかり伝えてください。

妊娠中の大腸カメラ検査は一般的に推奨されておらず、当院では対応しておりません。
産婦人科の主治医の先生に相談し、必要であれば総合病院での検査を推奨します。

当院では複数の下剤からご希望に沿う形で内容を決定しております。
通常の下剤から味が飲みやすい下剤、錠剤タイプの下剤、量が少ない下剤など様々な下剤を用意しております。
事前診察の際に医師や看護師に相談してください。

当院では実施しておりません。
下剤を飲まない大腸カメラ検査とは、大腸カメラの前に胃カメラを行い、スコープを十二指腸まで進めた時に下剤1〜2リットルをスコープから注入する方法です。
一見下剤の負担がないように感じますが、大量の下剤を短時間で腸の中に注入するため、腸に負担がかかり穿孔(穴があく)を起こしたり、多量に逆流することで嘔吐し、誤嚥性肺炎の原因になったりします。安全性の観点から当院では実施しておりません。

当院では大腸カメラ検査の前の事前診察を必須としております。大腸カメラ検査の術前検査として原則血液検査(肝炎ウイルスの確認、腎機能、貧血確認、凝固機能など)を行っております。
便秘などの症状がある場合は腹部レントゲン検査や下剤の追加処方など医師の判断でさせていただきます。
またスムーズな前処置を実現するために検査前日は「大腸内視鏡検査食」を原則食べていただきます(当院で取り扱いしています)。

問題ありません。どうしても心配な方は日程の変更は柔軟に対応いたします。

検査前日にはラキソベロンまたはセンノサイドと呼ばれる刺激性下剤を内服していただきます。
なぜ検査の前日に服用が必要になるかというと、便が腸の中に残っている状況で当日の下剤を内服すると、便が腸管の蓋になってしまい、お腹が張ったり吐気を引き起こしたりします。つまり大腸カメラ検査当日の下剤のためのウォーミングアップのために内服します。基本的には検査前日の21時に内服します。ラキソベロンをコップ1杯の水に溶かすと飲みやくなります。センノサイドは錠剤ですのでそのまま内服してください。
ラキソベロンの効果の発現は7〜13時間後ですが、人によっては早く効果が発現してしまい、夜中に腹痛や便意を催してしまい寝不足になってしまうこともあります。経験談としては私もあまり寝られませんでした。しかし、検査当日の下剤の効果を最大限発揮させるには必要な薬です。

可能です。

大変申し訳ありませんが、スペースや人員確保などの問題で当院では対応しておりません。安全や人員などの観点から病院での検査をお勧めします。

大変申し訳ありませんが、スペースや人員確保などの問題で当院では対応しておりません。前処置の下剤をご自身で安全に内服できることが大腸カメラ検査の最低限の条件です。
もし大腸カメラ検査が必要な場合は安全や人員などの観点から病院での検査をお勧めします。

大腸カメラ検査の際には検査用穴あきパンツに着替えていただきますので着替えやすい服装をお勧めします。
ワンピースタイプの服装よりは上下分かれている服装が望ましいです。

大変申し訳ありませんが、輸血を拒否されている方の大腸ポリープ切除は行っておりません。ご希望な場合は輸血拒否で観血的処置(出血リスクのある処置)を実施している診療ポリシーの病院にご確認することをお勧めします。大腸カメラ検査のみであれば対応いたします。

まずはご来院いただき、腹部手術歴や既往歴を教えてください。
多くの場合は再度検査することで完遂することが可能ですが、非常に高度の癒着や大腸憩室炎や子宮内膜症などの影響で内腔が狭窄し、当院でも断念せざるを得ない場合があります。その場合は代替の検査が可能な医療機関へ紹介させていただきます。

便秘や下痢も大腸の主要な症状の一つです。保険診療で大腸カメラ検査を受けていただけます。

広島市中区の広島八丁堀内科・胃腸内視鏡クリニックの内視鏡医は全員経験豊富な専門医ですが、鎮静剤や鎮痛剤の効きは人によって異なりますので個人差はあります。
可能な限り負担のない内視鏡操作を心がけておりますので、安心して大腸カメラを受けてください。

大腸カメラ検査自体は15〜20分程度かかります。また大腸ポリープの切除が必要になった場合、1個あたり1〜2分追加でかかります。

食物繊維の多い食事は大腸に遺残するため控えることが望まれます。
大腸に残ることの多い食事はきのこ類、海藻類、ゴマなどの種や粒などがあります。また脂肪分は控えた方がいいでしょう。これらの食事は検査前数日は控えることが理想です。
アルコールも検査時の鎮静剤に影響を与える可能性もあり、検査前日は控えましょう。当院では原則検査前日は「大腸内視鏡検査食」を食べていただきます(当院で取り扱いしています)。

大腸カメラ検査のみの場合は、特に制限はありませんので普段通りの食事を再開してください。
大腸ポリープを切除した場合には、数日間は消化がよく、刺激の少ないものを食べるようにしてください。アルコールは1週間程度控えましょう。

大腸カメラ検査のみの場合には制限はありませんので入浴可能です。
大腸ポリープの切除をした場合には、検査後数日はシャワーを軽く浴びる程度にして、湯舟につかることを避けることが望ましいです。

大腸ポリープ切除後の2週間は切除部位からの出血が起こりやすい期間になります。
この期間は当院へのアクセスの良いところにいて頂くことを基本としております。もしあらかじめ旅行の予定と重複しそうであれば、大腸カメラ検査または旅行の日程変更をお願いいたします。

可能です。しかし、大腸ポリープの切除が必要になった場合は内服内容によっては切除を見送ることもあります。服薬内容を事前に担当医にお知らせください。